高知市こども劇場では、子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に会員が集って観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。
小学生以上例会『はねるマレットうたうマリンバ』マリンバ・カンパニー
2020年12月4日(金)19:00開演(18:30開場)
上演時間:1時間
高知県民文化ホール グリーン
※4歳から入場できます。(託児あります。)
マリンバ・カンパニ-がやって来る
マリンバ・カンパニーは、1996年から子どものための音楽教育活動を続けています。高知市こども劇場との出会いは、2005年12月。大雪の中をやってきて、迫力満点の演奏で私たちの度肝を抜きました。その後、構成を変えて2回の例会を楽しむ事ができ、今回は6年ぶり4度目の登場です。演奏の合間のお話は代表で打楽器担当の村井さんが務めます。
子どもたちから「電光石火の早わざ!」と評判の迫力ある演奏から囁くように繊細な音色までピュアな心に響きます。いまだからこそ大切にしたい生演奏との出会いをていねいにお届けします。曲のあいだには、物語を想像しながら聴く楽しみや、自分で演奏するときの工夫やコツを司会者がわかりやすく説明します。
・・・とのこと。楽しみですね。
マリンバ誕生ストーリー
<アフリカの女神がつくった楽器?>
マリンバの歴史は、大昔のアフリカで、地面に穴を掘って木の板を渡し、たたいて音を出したことから始まったと伝えられています。つまり、木の板が発する音を穴で共鳴させる仕組みの、一種の木琴として誕生したというわけです。その後、木の板の裏にひょうたんを付けるようになります。ひょうたんで音を響かせるようにしたのです。このかたちの楽器は、今でも民族楽器として親しまれています。ちなみに、南アフリカのズールー族には、マリンバという名前のひょうたんを付けた木琴をつくった、という伝説もあるといいます。
<アメリカでマリンバになった!>
マリンバの原型となった楽器は、アフリカの人々とともに海を渡り、中南米にたどり着きました。そこで、ひょうたんが木の共鳴パイプに変わります。そしてさらにアメリカで金属製の共鳴パイプが付けられるようになり、現代のマリンバになったのです。
<マリンバは木琴の仲間>
マリンバには、たくさんの木の板がピアノの鍵盤のように並んでいて、これをたたくと音が鳴ります。この板のことを音板と呼び、音板をたたいて音を出す楽器を音板打楽器といいます。音板打楽器には、音板が木でできている木琴の仲間や、金属でできている鉄琴の仲間などがあります。マリンバやシロフォンは木琴の仲間、グロッケンシュピール、ビブラフォンなどは鉄琴の仲間です。マリンバは音板打楽器の中でもっとも広い音域を演奏できる楽器です。
<マレット>
日本語で「ばち」英語で「マレット」と呼びます。マレットには毛糸や木綿の糸が巻いてあります。糸の太さや硬さ、先端の芯の素材と形状で微妙に音色が変わります。3~4本を同時に持つときは、数種類を組み合わせます。
〜舞台を楽しむために〜
- 事前に体温をはかり、体調がおかしい方は参加を見合わせてください。
- マスクの着用にご協力お願いします。
- 会場に来られましたら、手洗いか手指消毒をおねがいします。(ハンドタオルorハンカチ等をお持ちください。)
- チケットはご自身でちぎり、半券を箱に入れてください。
(事前にチケットの裏に名前の記入をお願いします。) - アンケート・チラシなどの配布物は自分で取ってください。
- 上演中は扉を閉めますが、会場内は換気しています。
本例会は高知市こども劇場 新型コロナウイルス対策指針 に基づいて開催いたします。
高知市こども劇場における 新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン
特定非営利活動法人 高知市こども劇場
開局時間 火曜日~金曜日 10:00~18:00
土曜日 10:00~17:00
(日、月、祝日および例会翌日は閉局)
TEL:088-879-7160 FAX:088-879-7161
〒780-0056 高知市北本町1-5-8
E-Mail:npokgkochi@mc.pikara.ne.jp