子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。
定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。
2020年10月18日(日)2ステージ11時・15時開演、東部健康福祉センターにて、幼児例会 人形劇団ののはな『ちいちいにんにん』が上演されました。
まず、会場に入ると同世代のお友だちを発見して興奮する我が子でした。
劇が始まってからも、面白いシーンで笑うとお友達と目が合って嬉しくてニコニコしている様子が素敵でした。
「ちいちいにんにん」とは小さい人劇のことだそうで、今回は5つの人形劇がありました。人形の形も様々で、下の写真のようなかわいらしい動物の人形、おじいさんの顔だけの人形、その場で即興で作る紙袋の人形、ウレタン製の文字が生きもののように動くものなどバラエティに富んでいました。どの人形にもいのちが吹き込まれたようで、繊細な動きだけでたくさんのメッセージを届けてくれました。
即興で作る人形は、紙袋を体に見立てて、折り紙をちぎったり、くしゃくしゃ丸めたりして目、くち、手足をくっつけてカエルくんをつくっていました。本当なら3月に行われるはずだった劇だったので、今年の2月に人形作りワークショップを開催していました。
子どもたちはそれを憶えていて、家に帰ると大事にとっておいた人形で遊びました。
その時々の観劇を楽しむことはもちろんですが、劇を観る前や観た後にもお楽しみの機会をもって楽しめるようにしているのが高知市こども劇場の素晴らしいところですね。
SAKKI