みんなで歌おう!『森は生きている♪』ワークショップを開催しました!
2021年7月22 日(祝・木)
高知県立県民文化ホール 第5多目的室
参加者 子ども12名 大人5名
スタッフ 11名
これは高知市こども劇場創立50周年記念公演〈オペラ『森は生きている』〉を10倍楽しむための事前体験事業です。
『森は生きている』に出演されるオペラシアターこんにゃく座の歌役者で、もうひとりのむすめ役の沖まどかさん(まどちゃん)とピアニストの榊原紀保子さん(きほつん)をお招きして、 ワークショップを開催しました。
はじめに挨拶がわりのまどちゃんの伸びやかな歌声が会場に響いたとたん、一同瞬く間にこんにゃく座の世界に引き込まれていきました。
次に、みんなが打ち解けるための遊び、コミュニケーションゲームの手拍子のキャッチボールを行いました。大きな円になって言葉を使わずに空気のボールでキャッチボールをします。初めは誰に投げたのか分からずにあたふたしていましたが、まどちゃんに〝渡したい相手の目をしっかり見て気持ちを伝える〟大切さを教わり、次第にお互いに気持ちを通わせながらキャッチボールができるようになっていました。
そして、オペラ『あまんじゃくとうりこひめ』の寸劇を演じながら、こんにゃく座のオペラとは何かを教えてもらいました。歌でお話が進む劇がオペラ、という簡単な表現が初心者にもわかりやすかったです。身体をブラブラさせたり骨盤をほぐしたりするこんにゃく体操もみんなでやってみました。こんにゃく座では、この体操で心と身体をリラックスさせて、大きな会場でもマイクを使わずに歌声を響かせているそうです。
さらに『森は生きている』の劇のプロローグを演じてもらったり、劇にちなんだゲームをしました。『だるまさんがころんだ』に似た遊び方で、鬼が「尾みじか尾みじか裸足で行くな」と言い終わったら動物のマネをして止まるというゲーム。ウサギやリスといった定番のものから、ナマケモノや、思わず「なんじゃこれ?」と言ってしまうポーズもあり(笑)それぞれが工夫を凝らしていました。
心も身体もほぐれたところで、いよいよ歌の練習です。オペラ『森は生きている』の劇中歌、『一瞬のいまを』を、ただ歌詞を見て曲を覚えるのではなく、情景を思い浮かべながら登場人物になり切って歌いました。
最後には透き通る声のAちゃんとムードメーカーの Iくんがみんなの前で見事に演じてくれ、オペラをより身近に感じることができました。
まどちゃんの伸びやかな歌声ときほつんのピアノ演奏に魅了され、もっと聴きたい観たいと本番への期待が大きくふくらんだワークショップとなりました。ここから、その期待の輪を広げて、多くの人たちと12月の本番を楽しみたいです‼︎
sachiko
本事業は、公益財団法人 高知県文化財団 助成金の協力を得て行いました。
高知市こども劇場創立50周年記念公演 オペラ『森は生きている』
【日時】 2021年12月19日(日)14:00~
【場所】 高知県立県民文化ホール(オレンジ) 全席自由
【対象】 4歳以上(3歳以下入場不可)
【料金】 こども1500円(4歳~高校生)/おとな4000円
【内容】
高知市こども劇場と同じく50周年を迎えるオペラシアターこんにゃく座の、オペラ『森は生きている』を上演します。現在を生きる子どもたちに届けたい大切な物語をたくさ んの人と楽しみたいと考えています。