子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。
定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。
2023年2月16日(木)19:00開演、高知県立県民文化ホール グリーン にて、〈低学年・高学年 合同例会〉Kajii(カジー)『食器は歌う』の上演がありました。
オープニングの練り歩きの登場から、一気に気持ちを惹きつけられました。
Kajiiは、主におしゃべり担当のクマーマさんと楽器作り担当の創さんの2人のユニット♪
背が高くておしゃれなお兄さんのようなパパたちが、大きな動きでかっこよく手作り楽器を奏でる姿は、とってもスマートでパワフル。高速演奏や、創さんが4本のスプーンをカスタネットのように打ち鳴らす高い演奏技術も素晴らしく、まるで「スプーンの魔術師」でした。(どっかで聞き覚えのあるフレーズ⁉️)
リズミカルで元気いっぱいの音楽と、クマーマさんの「イケイケのアフロヘアなのにゆ~っくりやさしい、テディベアみたいな語り口」のギャップにもやられました。
メロディ楽器の「食琴」は、100円ショップでこっそりお茶わんを叩いて音程を確認し、集めて作ったものだそうです。2.5オクターブの豊かな音色で、演奏できない曲はないとのこと。
「ガラス琴のちぐさちゃん(なぜか名前付き)」「金ダライにコタツのコードを結びつけたウォッシュタブベース」「ペットボトルの中の空気圧の変化で音を変えるトロンボーン⁉️」「秘密キッチン」「バネ缶」…見たことない楽しいオリジナル楽器が次々に繰り出され心躍りました。
今回は、コロナ禍になって以来なくなっていた「客席参加」もあり、なかなか難しい音当てクイズや、kajiiさんとのバネ缶での幻想的なセッションなど大好評でした。
ラストはおなじみのディズニーソングメドレー、続くアンコールは「道化師のギャロップの世界最速バージョン」。
どんどん速く、どんどん迫力を増す演奏に、おとなも子どもも身体を揺らし手拍子をし、kajiiワールドにまだまだぐんぐん引き込まれていくのでした。
公演が大成功だったことは、終演後のロビーを見ても明らか。
たくさんの人でごったがえし、CDやバネ缶のバネなどの販売物は大人気でした。
kajiiさんによると、「ピアニカの魔術師」のミッチュリーさんとは例会選びで競合することが多いのだそうです。高知市は同じ年度に両方、しかも続けて来てもらったので、とても喜んでくださっていました。私たちにとっても、ステキな出会いが続きました。
子どもの舞台研究部 ピノコ
当日の例会当番、会員みんなで例会を作ってます。是非、参加してね!
例会当番搬出後、ロビーにて記念撮影をしました。又、お会いできるのを楽しみにしています。
(写真撮影時のみマスクをはずしました)