高知市こども劇場では、子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に会員が集って観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。
【幼児例会】 『いいものみ~つけた/あかずきんちゃん』(人形劇団ののはな)
2023年5月14日(日) 11:00開演
(開場は開演の20分前) 上演時間 45分
高知県立県民文化ホール第 6 多目的室
あらすじ
いいもの~つけた
ねずみくん のいいものって なんだろう?
ひとりぼっちの ねずみくんが
みつけた いいもの の おはなし。
セリフはありません。
あかずきんちゃん
おやおや?
舞台が歩きながらやってきた。
飛び出してきた人形はおおかみさん。
あかずきんちゃんのおはなしは知ってるけど、
今日のあかずきんちゃんは観た人にしかわからない。
元気で!楽しく!面白い!
2本立ての構成です。
「いいものみ~つけた」はセリフのない人形劇です。
観る人の想像の中でお話をつくっていきます。
「あかずきんちゃん」は観客と一緒に進めていくお話です。
子どもの反応が楽しい参加型人形劇です。
厚生労働省児童福祉文化賞推薦作品
東京都優秀児童演劇日本児童協会個人賞を受賞しています
にんぎょうげきはおもしろい
にんぎょうげきってたのしいなぁ
「ののはな」は納富俊郎・祥子夫妻ふたりの人形劇団です。
ふたりとも人形劇団プークで活動されていましたが、生まれ育った九州の子どもたちのために働くことが出来たらいいなあと故郷に帰られました。
今回の人形劇は2本立て。
ちいさいひとから楽しめます!
終演後、みんなで簡単な工作もします。
お楽しみに!!
2003 年の出会いから、会うたびに温かい気持ちにさせてくださる、人形劇団ののはなさんに質問をしてました。(載せるのは抜粋の文章になってしまいました。)
① 人形劇をしようと思ったきっかけは何ですか?
人形で表現する世界に、喜びや楽しさを感じたことが1番大きいです。
➁ 人形や物語はご夫妻の手作りですか?(物語)を作る時に大事にされていることなどありますか?
2作品とも、オリジナルです。
なるべく思いもかけない展開となって、見ている人がハラハラドキドキするようにと考えて作ります。
しかし、ハッピーエンドとなるように心がけています。
③ こども劇場などでの上演される時に感じる、昔と違うなという点はありますか?
私は、大まかには、子どもたちは、変わらないと思っています。
変わっているのは子どもを取りまく世界です。
昔は勝手に感じた事をわあわあ言っていて収拾がつかない時もありましたが、そんなことも楽しいことでした。のびのびと、自由な感じが少なくなったかなあと少し思ったりしています。
また、この頃は、こども劇場の会員が少なくなった事や、コロナのせいで、少ない人数で、間を開けて家族で座る事が多くなり、子どもたちがまとまってわあわあ言うことが少なくなったのが寂しいですね。
④ ののはなさんとしては 25 年の活動になられますが、途中でもうやめようと思われたことはありますか?長く続けられる秘訣はなんですか?
見た人に喜んでもらえると、嬉しいと言うことが1番ですが、失敗しても、アー、今度はこうしようとかこんな作品を作ろうとか新しい感覚が湧き上がってくるのです。そういった創造するための、意欲がわいてくるので、やめようなどと思ったことはありません。
⑤ 「いいものみ~つけた」は、セリフのない人形劇ですが、セリフがないという内容にした理由はありますか?
せりふにたよらず、人形の動きだけで、ドラマを作ろうと取り組んだ作品なのです。最初は、音楽も効果音もないものでしたので、ものすごく緊張感が、舞台にも客席にもありました。それで改めて音楽を作って、今のスタイルになりました。
「あかずきんちゃん」は参加型という形式ですが、観客によってお話がどんどん変わったりもしますか?
基本的にはあまり変わりません。そうなるように仕向けて行くということと、あまり違った方向に行くときには、逆に子どもたちに質問したり、聞いたりしてその答えの中から、良い方向に話しをもって行くからです。(ハラハラドキドキではありますが・・・。)
でも、これは、「あかずきんちゃん」というみんながよく知っている作品なのでできることなんだと思います。私にとっては、みんなが参加してくれることにより、自分にも新鮮で、やっていて楽しくなる舞台です。
➅ のうとみさんご夫妻が見たい人形劇はありますか?
印象に残っている舞台は、1980 年に、アメリカの「ウニマ世界大会」で見た、バールティルストロム(故人)という方(テレビで活躍された方)がオープニングでやられた、二つの手で表現された作品が、心に残っています。それは、生命の誕生と進化、人間の愛と死を表現されました。素晴らしい作品でした。私たちが見たいまたは感動する物は、その時の体調や心の状態によっても違いがありますが、人形の中に命を発見したり、その作品の中から、大きなエネルギーを感じたりするときに感動を覚えます。そんな命のきらめきを作り出したいとも、思っています。
今までの、人形劇団ののはなとの出会いは?
2003 年 9 月例会『みんなの人形劇場』
2006 年 12 月例会『みんなの人形劇場』
2013 年 4 月地域公演『ちいちいにんにん』7会場7ステージ
2018 年 5 月例会『ともだちげきじょう』
2020 年 10 月 (3 月例会の変更)『ちいちいにんにん』
〜舞台を楽しむために〜
新型コロナウイルス感染対策について
マスクの着用が個人の判断に委ねることが基本となりました。
高知県の指針に基づき、引き続き感染対策に気をつけながら例会・イベントなどを実施していきます。
今後の感染状況によっては変更となる場合もあります。
特定非営利活動法人 高知市こども劇場
高知市八反町2丁目17-6
TEL:088-879-7160 FAX:088-879-7161
E-Mail:npokgkochi@mc.pikara.ne.jp
開局時間
火曜日~金曜日 10:00~18:00
土曜日 10:00~17:00
(日、月、祝日および例会翌日は閉局)