ファーストキッス収穫祭2023
~高知けいば騎手会との稲作体験~

2023年8月1日(火) 11:00~13:00
JA高知県日章支にて
こども劇場25名
高知けいば騎手会22名 参加

天気予報では雨の確率が半々だったのが、うそのように晴れ渡った夏の日。
1週間前まで稲の発育が遅いと心配されていた田んぼには、夏の日差しを浴び、コメ農家の吉本さんのお世話でぐんぐん成長し、たわわに実った稲が広がっていました。

今年は熱中症予防のため日差しを避けて、換気に気を付けながら、初めて室内ではじまりの会を持ちました。

騎手会会長の赤岡修次騎手のあいさつ、行事の流れ説明、熱中症対策のための注意などした後は、騎手さんと子どもたちのペア決めです。あらかじめ両者に配ってある、騎手さんたちの勝負服(騎手さんが騎乗時に着るユニフォーム。地方競馬では、騎手さんごとにデザインが異なっています)を印刷した札を見せ合ってマッチング。
稲刈り、一緒にどうぞよろしく!

行事11年目を迎えると、数年にわたる参加で、すっかり顔なじみになった騎手さんと子どもたちも。稲作にも慣れ、できることが増えて成長も見られ、嬉しい積み重ねです。

外に出て、集合写真を撮ったら、いざ出発!

手刈りと機械刈りの2班に分かれて、20分ずつ行動します。
JA高知県土長地区の皆さんのご協力で日差しを遮るテントと飲み物の提供、騎手会からも冷たい飲み物の差し入れをいただきました。劇場は冷たいお手拭きと塩タブレットを準備して、行事にのぞみました。しんどくなったり、交代の合間にはテントに入り、涼んで水分補給をしながら行事を進めました。

手刈りでは、まずJA職員の方に説明を受けました。
小学生は騎手さんやおとなに見守られながら自分で鎌を使って、幼児は手を添えてもらって、育った稲をザクザクと刈り取っていきました。


機械刈りでは、ペアになった騎手さんと子どもが、吉本さんに付き添ってもらいながら、順番にコンバインに乗り込み挑戦していきました。高いところで風を感じながら、どんどん刈られていく頼もしさを味わってました。


自分たちが毎日食べているお米の育ちに少しでも関われて、食べることに興味を持ち大切に思う心が育つ貴重な体験です。
コロナ禍以後、一緒に食べる交流はできていませんが、吉本さんにいただいたお米をお土産にして、それぞれの食卓で稲刈りの話ができると嬉しいな。

この夏も高知けいば騎手会、南国市コメ農家の吉本さん、JA高知県土長地区の皆さん、ありがとうございました!

             Eri

7月末に引退され、調教師になられた倉兼育康さんも顔を見せて下さっていました。
倉兼さんには、騎手会長としても大変お世話になりました。ありがとうございました。

稲作体験を支えて下さる皆さん「いつもありがとうございます!」

●南国市コメ農家 吉本正仁さん(稲作指導・農地の提供)
●JA高知県土長地区の皆さん(稲作指導・施設提供・飲み物の差し入れ)
●南国市消防署の皆さん・南国市消防団の皆さん(行事協力)
●高知県競馬組合の皆さん(行事協力・飲み物の差し入れ)

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