高知市こども劇場では、子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に会員が集って観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。
幼児例会
『ちいちいにんにん』人形劇団ののはな
2020年3月8日(日)11:00開演 高知県立県民文化ホール【第6多目的室】
上演時間:45分(開場は開演の15分前です)
(ちいさい子どものためのちいさい人形劇集)
この人形劇は、ふれあいをテーマにしてつくった作品です。乳幼児から見ることができるようにストーリー性やせりふでの説明をなるべく避けて、美術的な表現と動きで、楽しさを伝えます。
身近な材料から作られた人形がお芝居をします。「いたいのいたいのとんでけ」は、自分のお家にあるぬいぐるみをにぎって動かすスタイルです。見終わった後に、お母さんと子どもたちが家庭のぬいぐるみなどでの遊びに発展するようにと願って演じます。
作品について(5つの人形劇):構成演出 納富俊郎
1「かばのかっちゃん」作:納富俊郎
動物園に、かわいいかばのあかちゃんが生まれました。
2「いたいのいたいのとんでけ」作:平出衛(同名の絵本より:福音館)
好奇心と行動力は、その子の未来の扉を開きます。時には、痛い目にもあいますが、新しいものを発見する力です。
3「むしゃむしゃくん」作:納富俊郎
紙袋で作った、何でも食べるむしゃむしゃくん。いろんなむしゃむしゃくんがいます。
4「わたしのおじいちゃん」作:天野祐吉(「ぼくのおじいちゃんのかお」福音館)より
おじいちゃんのかおはおもしろい。大好きなおじいちゃんのおはなし。
5「くねくね」作:納富俊郎
やわらかいウレタンの棒が動き出すと、あらおもしろい。あまりせりふはありません。
「ののはな」さんって、どんな劇団?
劇団ののはなは、納富俊郎さん、祥子さん夫妻の二人で活動をされています。九州で生まれ育ち、上京後人形劇団プークで活動してしました。が、故郷の子どもたちの為に働きたいと願い、九州に活動の拠点を移しています。
納富さん夫妻の人形劇に対する思い
好奇心が旺盛で、行動力がある、子どもらしい子どもの時代を、生き生きと生きてもらいたい。
そんな子どもたちのために人形劇をしていこうと思われているそうです。
「ちいちいにんにん」はそんな思いがたくさんつまっていて、はじめての人形劇におすすめの作品です。
2年ぶりの、ののはなワールドご期待ください!
☆☆☆ 終演後に参加費無料のワークショップを予定! ☆☆☆
*入会手続き等につきましては、例会前日までに高知市こども劇場またはお近くの会員までお問い合わせください。