今年度のみんなぁ育ち合おう部は、月に1回、部員が順番に担当者となり自由にテーマを決め、様々な方法(座談会、ワークショップ等)で、話し合ったり表現したり学んだりします。
相手を知り、お互いを認め合い、学び、その中で見えたものや生まれるものを、部やこども劇場の活動に活かしていくことを目的としています。
6月のテーマ「あそび」
2020年 6月 24日(水) 10:00~12:00 参加人数 9名
初めに自分が子どもの頃に遊んでいた環境や「あそび」を語り、次に自分の子どもの「あそび」や環境についても語り合いました。
生まれた年代も地域も様々で、いま高知に集うみんなぁ育ち合おう部の部員たち。地域の特性はあれど、それぞれの環境の中でめいっぱい遊んできた様子を思い出しながら、共有しました。好きな「あそび」のことや自然の中でこんな「あそび」をしていたとか、遊び道具は自分たちで作っていたとか様々な思い出がありました。キーワードは「子どもだけで」「団子になって」「まわりの寛容なおとなたちの目」。
そういったことを話し合う中で、自分が楽しかった「あそび」の体験は子育ての中で活かされているようでした。ただ、今はのびのびと遊べる場が少なかったり、新型コロナウイルスの影響で家にいることが多くなったりして、「あそび」や友だちとの関わり方を心配する声もありました。
これまでみんなぁ育ち合おう部の事業として、「あそび」を採り入れたワークショップ等は行ってきましたが、部の中で「あそび」についての体験や考えをじっくりと語り合う機会がありませんでした。
今回は「あそび」を通して、お互いを知り、「あそび」に対する価値観を広げることができました。