2020年7月18日(土)10:00〜12:00 参加者 20名
高知市南部健康福祉センター和室にて、2021年度に観る例会*作品を選ぶ会「ナニミル 」を開催しました。
今回の会では、前回[2回目]のナニミルで選ばれた20作品の中から、観たい作品を4歳以上の会員に選んでもらうアンケートの結果を考慮しつつ、集まった参加者で、2021年度に観たい年間作品を選んでいきました。
作品を選ぶ時には、作品を観た会員の感想や内容紹介、予算、対象年齢、理想的集客人数を参考に話し合います。今までと違う点は、コロナ禍の中、密を避けるということも念頭に会場の定員を考えながら候補作品を選んでいったことです。
今回選ばれた作品をもとに、高知県内や中四国内でコース作品に出来ないか等の話し合いを重ね、10月10日に行われる例会企画会議にて決定することになります。
私たちを取り巻く環境は、コロナ禍により2019年度作品も延期となり、例会を観ることが当たり前の事ではなくなっています。そんな現状ではありますが、未来を信じて、舞台を観ることの大切さをこれからも発信していくためにも2021年度作品企画をより良いものにしていきたいです。
*高知市こども劇場では、子どもとおとなが一緒に、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。
年に4回、定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞定例会(通称 例会)と言います。
会員全員が「未来の作品を選ぶ」ことが出来る!
高知市こども劇場では、会員(4歳~おとなまで)が自らの手で、生の舞台を観る場を作っています。観る作品を選ぶことも大切な役割で、昨年から気軽に参加しやすく感じてほしいと「ナニミル~みんなぁでえらぼうみんなの舞台」通称「ナニミル」と名称を変えて参加を呼びかけています。
コロナ禍の影響で、「集まって観る文化」の危機が訪れ、この3月期・5月期例会は延期の状況が続いていますが、「心の育つ場を無くしたくない!」と未来(2021年9月~2022年5月)に観たい作品を選ぶ会を持ちました。
*第1回はコロナ禍のため集まれず、作品内容をオンラインで確認できる方法をとりました。
*第2回と今回は3密を避け、マスク・手指消毒・換気に気をつけ、集まることを選びました。
やっぱりオンラインでは味わえない空気感
今回もマスクや距離を置いた感じでしたが、直に顔をみて話を聞けるのはやっぱりいいなと思いました。
オンラインでは味わえないその場の空気を感じることができました。
今は密を避けなければいけませんが、コロナウィルス対策をきちんと取り、楽しく日常を過ごすために、知恵を使い、あきらめずに「観る場」を作り続けていくために動いていきます。
2021年の例会作品が決まるまでの流れ
●アンケート実施(2月)
「子ども舞台芸術作品パンフレット」掲載の約500作品の中から、事前アンケートで80作品選びました。
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●「ナニミル」1回目(4月)
コロナ禍で実施できず、作品内容を解説する動画配信を行いました。
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●「ナニミル」2回目(6月6日)
今回の会で内容共有や質疑応答をした後、投票して20作品を選びました。
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●全会員アンケート実施(6月25日~7 月10日)
全会員(4歳~おとなまで)に向けて20作品でアンケートを取りました。
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●「ナニミル」3回目(7月18日)
アンケート結果をもとに年間計画を立て、高知県内や中四国のこども劇場内で話し合いを重ねました。
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●例会企画会議(10月10日)
高学年の子どもたちも1票持って参加。2021年9月~2022年5月までの例会作品を決定します。
子どもの舞台研究部 Y.F