7月11日(土)、高知市文化振興事業団主催 こどもの舞台芸術を考えるシンポジウム『=こども×芸術』が、高知こどもの図書館多目的ルーム(本の広場)で行われ、高知市こども劇場から理事長の高橋美佐子がパネリストとして参加しました。同じくパネリストとして、イタリアにある子どものための劇団『テアトロ・インプロヴィーゾ』主宰ダリオ・モレッティさん、同劇団で通訳兼進行役の並河 咲耶(なみかわ さや)さん、高知こどもの図書館館長の古川佳代子さんが参加。日頃より子どもと芸術に関わる者同士で、多様な意見の交換がなされました。
最後に『=こども×芸術』とは?の問いに対し、古川さんは「希望」、並河さんは「社会」、モレッティさんは「舞台、色」と答えました。こども劇場理事長の高橋は、「芸術は人が心を働かせて生きているからこそ生まれるもの、子どもにはそういうものに包まれて育ってほしい。私たちが願うあり様。」と答えました。
こども劇場の使命のひとつとして「子どもに芸術文化を届ける」を掲げている以上、私たちはその理由や価値を世の中に伝えていかねばなりません。私たちの考えや思いを発信し、誰かの幸せや気づき、支えになることも大切な役割だと考えています。
ダリオさん
並河さん
高橋
古川さん
バックを飾るのは
色彩豊かな
ダリオさんの作品
ステキです!
【今回のシンポジウムは、10月11日上演、ダリオ・モレッティさん演出『5つの卵のはなし』のプレ企画。オーディションで選ばれた地域の表現者×モレッティさん演出の舞台とは…詳細は、かるぽーとHPで】