子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。
定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。
2024年5月11日(土)19時・12日(日)11時・14時半開演、かるぽーと小ホールにて、パントマイムプラネット『チカパンのパンパカパントマイム』の上演がありました。
チカパンと高知市こども劇場との出会いは2009年でした。そして今回で4回目となります。チカパンはいつも元気いっぱい!いつも一生懸命、全力投球!そんなチカパンが私たちは大好きです。サヨナラしてもまた会いたくなるそんな役者さんです。
今回の『パンパカパントマイム』もきっと私たちを楽しませてくれるはず!と期待しつつ、白髪のパーント博士とその弟子チカパンの愉快なパント実験のはじまりです。
まず、パンパカラジオ体操で体をほぐしたら、「壁」のパントマイムをみんなでやってみる。片手広げてピタッ。ふっと手を丸めて引いてまたピタッ。見えない壁ができたみたい。その壁をげんこつでどんどんどんとたたいてみる。さらに壁がレベルアップ。
くいしんぼの助手のチカパンが出てきて、美味しそうにソフトクリームをペロリと食べたあと、迫りくる「壁」との格闘が始まる。「壁」に押しつぶされそうになったり、ドアを作って脱出したり、パントマイムでは自由自在に設定できる。だんだん見えないものが見えてきた。
パーント博士が虫取り網を持ってきてなんか虫を捕るみたい。イモムシがちょうちょになった。ちょうちょは手でOKマークを作って、中指、薬指、小指をパタパタ動かすとできあがり。みんなでやってみたよ。
次はパントでしりとり。博士がやったパントマイムをみんなであてっこ。トリ→リス→スキップ→プレゼント→トウモロコシ。みんなバッチリ。次は「シ」のつくものを思い浮かべて…誰か前でパントできるかな。女の子が出てきてやってみたよ。角が頭にあったから「シカ」!やった~!
他の子どもたちも色々パントマイムに挑戦してくれました。
手を洗う百面相のチカパンに大笑いしたり、「パントタイムマシン」で過去や未来に行ったり。
ほんとに楽しかった。
パーント博士の夢は「パントマイムで世界をもっとおもしろく、楽しくすること」だそうです。「目で見るのではなく心で見る。そうすると見えないものが見える」私たちも体も心も柔らかくして想像力をふくらませてこの世界を楽しみたいです。
また、チカパンに会いた~~い!!
子どもの舞台研究部 あやや
終演後の質問コーナーではチカパンさんへの愛がさく裂!
子どもたちの想いがあふれていました!
高知市こども劇場は、会員制で運営しています。例会当番も会員が担っています。
いろんな当番があるので、是非参加してね。