【高学年】
馬頭琴とホーミーの調べ (「生音空間」岡林立哉)

高知市こども劇場では、子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に会員が集って観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。

【高学年】
馬頭琴とホーミーの調べ (「生音空間」岡林立哉)
2024 年 9 月 11 日(水) 19:00 開演
開場は開演の20分前 上演時間 75 分
高知市文化プラザかるぽーと 小ホール


何もないのに全てがある。
モンゴルの遊牧民とともに過ごす中で「見」「聞き」「感じた」ことを語りながらお送りするコンサート。
モンゴルでも珍しい昔ながらの皮張りの馬頭琴の太く、優しい音色、ホーミーの宇宙を思わせる神秘的な響きは必聴。
日々の暮らしで忘れてしまっている何かを思い起こします。

アーティスト岡林立哉さんによる、マイクを使わないコンサート。

馬頭琴(モンゴルの伝統楽器):今はほぼ木製のものばかりだそうですが、岡林さんは昔ながらの、皮張りの大変貴重なものを使っていて、それは『スーホの白い馬』(作:大塚 勇三 絵:赤羽 末吉 出版社:福音館書店) に出てくるような温かい音色の弦楽器。


ホーミー:モンゴル西部 4000m級の山々の連なるアルタイ山脈周辺に伝わる、宇宙的な不思議な歌唱法。

二つの織りなす美しい大自然の響きをお楽しみください。

~演者さんご紹介~

岡林立哉さん(ホーミー・馬頭琴・歌)

名古屋出身、高知県在住。日本では数少ないホーミー・馬頭琴の奏者。1998 年旅先のモンゴルでホーミーに魅了される。以後、繰り返しモンゴルを訪れ、馬頭琴・ホーミーを習得。2002 年から 2 年半に渡りヨーロッパ各国・南北アメリカを演奏しながら放浪。帰国後はマイクを使わない生音ライブを毎年 100 ステージ以上行っている。

高知に移住してきて 13 年。ここ数年は田んぼも始めて、大地に根ざした暮らしをすることで、以前よりもモンゴルの音楽をみんなに届ける身体と心が育ってきてるのを感じます。それも高知に引っ越してきたおかげですね。
何度か聴いてくれてるひともたくさんいると思いますが、今の僕の最高の音をお届けしますので、楽しみにしていてください。
岡林立哉(馬頭琴・ホーミー奏者。名古屋市生まれ)

一問一答

1.馬頭琴・ホーミーとの出会い、始めたきっかけは?
旅が好きで、中学生の時、モンゴルの星空について書いた本を読んで、いつかモンゴルへ行きたいなと思った。24 歳の時にモンゴルへ旅に行き、草原の真っ只中のゲルの中でのコンサートで初めてホーミーを生で聴き、その響きに感動して、この音をどうしても出せるようになりたいと思った。

2.岡林さんがご自身の音楽で子ども達に伝えたいことは?
馬頭琴とホーミーの音色、響きそのものを伝えたい。あとは、モンゴルの大草原で暮らす遊牧民の生活、空気感、自然、そういったものを音楽を通して感じてもらえたら。

3.演奏の際に、お客さんが「おとな」か「子ども」か意識することはありますか?
演奏としてはないです。
曲の間の話は、世代やお客さんの反応を感じながらいつも変えています。

4.馬頭琴やホーミーに出会ってなかったら、どんな人生(職業)を選んでいたと思いますか?
難しいですねー。全くわかりませんが、その時に一番夢中になっていること、真剣にとりくみたいことをやっていると思います。

5.高知での暮らしはいかがですか。なぜ高知に住むことにされたのですか?
最高です。笑
実は全国を演奏等で旅行してきた中で最後まで行けてなかった県が高知県。それで家族で高知旅行にきて、海も川も綺麗だし、食べ物も美味しいし、気候もいいし、こんなところで子育てしたいなって思いました。旅の間に駅や町中、お店なんかで出会った人たちの、高知いいところやろ~って高知愛に溢れてるところもとっても良かったなって思います。

…これまでの高知市こども劇場を岡林さんとの出会い…

2012 年 9 月 および 2016 年 5 月
『草原の馬頭琴 森のピアノ (馬頭琴とピアノのデュオ)』
今回は初めてのソロ公演です!

〜舞台を楽しむために〜

ミルくん
ミルくん

新型コロナウイルス感染対策について
マスクの着用が個人の判断に委ねることが基本となりました。
高知県の指針に基づき、引き続き感染対策に気をつけながら例会・イベントなどを実施していきます。
今後の感染状況によっては変更となる場合もあります。

特定非営利活動法人 高知市こども劇場

高知市八反町2丁目17-6 
TEL:088-879-7160 FAX:088-879-7161
E-Mail:npokgkochi@mc.pikara.ne.jp
開局時間
火曜日~金曜日 10:00~18:00
土曜日     10:00~17:00
(日、月、祝日および例会翌日は閉局)

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