ファーストキッス稲刈り体験2024
~高知けいば騎手会との稲作体験~

ファーストキッスはお米の名前、品種はコシヒカリ。高知けいばの赤岡修次騎手が名付け親です。
高知市こども劇場の大人気行事、高知けいば騎手会との稲作体験は今年で12年目を迎えました。
南国市コメ農家の吉本正仁さんの田んぼをお借りし、4月に田植え体験をした田んぼはどんな風になっているでしょうか?
吉本さんがお世話をしてくださり、ときどき稲の成長を写真で送ってくださっていました。

ファーストキッス稲刈り体験

2024年7月30日(火) 11:00~12:30 日章営農生活改善センター(旧JA高知県日章支所)
39名参加(こども劇場/16 高知けいば騎手会/23)

猛暑日が続く中、安全に実施するため何度も話し合いを重ね、手刈りは10分と時間を決めて行うことに。
けっして無理はせず、こまめに日陰で休む、水分補給をする、などを呼びかけみんなで楽しくできるように細心の注意を払いました。
救命救急士の資格を持つ消防士さんに待機していただき、飲み物や冷たいおしぼり、氷なども準備。
当日を迎えるにあたり、吉本さんをはじめとする関係者の皆様のご協力、本当にありがとうございます!

受付では、騎手さんが事前に記入して下さったプロフィールカードと勝負服(競馬レースの際に着用するユニフォームで騎手さんそれぞれ柄が違います)のイラストが印刷された札が用意されました。
ペアになる騎手さんのカードと札をもらい、ドキドキしながら騎手さんの到着を待つ子どもたち。
名前を呼んだり、勝負服の札を掲げてみたり、ペアの騎手さんが見つかったら、子どもたちは用意した自分のプロフィールカードを渡して自己紹介。
すぐに打ち解けていました。


稲刈りはもちろん、こういった交流も楽しみのひとつです。
はじまりの会では騎手会長の赤岡騎手の挨拶があり、実行委員長から注意事項などが伝えられ、みんなで記念撮影をした後、田んぼに移動します。

今回は班に分かれず、時間を決めてみんなで一斉に手刈りからのスタートとなりました。
体力に余裕のある希望者のみ機械刈りをすることにしましたが、全員が希望することに(笑)。
テントの下で順番を待って体験します。

4月の田植えに参加した子どもたちからは「大きくなってる!」「お米やー」と驚きの声があがっていました。
鎌を初めて使う子どもたちも、騎手さんのサポートを受けながら一生懸命刈っていきます。
時間を区切って行ったのですが「もっとやりたい!」という声がたくさん聞こえました。
美味しいお米になっているかな?

機械刈りでは、騎手さんの操作する稲刈り機に子どもたちが一緒に乗ります。
慣れている騎手さん、緊張気味の騎手さん、子どもたちの表情もさまざまです。
操作や進む方向など、吉本さんがしっかりフォローしてくださいます。

プロフィールカードのおかげもあって、短時間でもすっかりペアの騎手さんとみんな仲良しになり、「楽しかった~」と笑顔いっぱい!
多くの方のお力添えがあり今年も無事に稲刈りをすることができました。

今回もJAからペットボトルのお茶、高知けいばからポカリスエット、軍手の差し入れをいただきました。
南国市コメ農家の吉本さんより提供していただいた新米は、参加者全員へのお土産となりました。
お米ができるまでの過程を思いながら、大切に食べてほしいと思います。

高知けいば騎手会、南国市コメ農家の吉本さん、JA高知県土長地区の皆さん、南国市消防署・消防団の皆さん、たくさんの方々のあたたかいご協力で、この活動が成り立っていることをうれしく思います。

今回収穫した新米『ファーストキッス』は例年通り、高知聖園天使園と高知特別支援学校に寄贈する予定です。

たくさんの体験、たくさんの人との出会い、触れ合い。
子どもたちにとって今日という日が少しだけ特別になって、なにか心に残るものになることを願っています。
この素晴らしい活動がこれからも末永く続きますように。  

さえ

各メディアでも稲作体験事業をご紹介いただきました

●高知けいば ブログ

●RKC高知放送「こうちeye」(7/30放送)


●KUTVテレビ高知「からふる」(7/30放送)



稲作体験を支えて下さる皆さん「いつもありがとうございます!」

●南国市コメ農家 吉本正仁さん(稲作指導・農地の提供)
●JA高知県土長地区の皆さん(稲作指導・施設提供・飲み物の差し入れ)
●南国市消防署の皆さん・南国市消防団の皆さん(行事協力)
●高知県競馬組合の皆さん(行事協力・飲み物の差し入れ)

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