子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。
定期的・継続的に観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。
2024年9月20日(金)19:00開演、かるぽーと小ホールにて、劇団うりんこ『かえるのそらとぶけんきゅうじょ』の上演がありました。
久しぶりの劇団うりんこの公演。出演者の3人の役者さんは、2017年の例会『ともだちや』でも楽しませてくれました。
今回もまた、人間でない生き物を演じます。
会場に入ると、たくさんの葉っぱが茂った大きなどんぐりの木が迎えてくれました。窓やドアの付いた大きな幹が、物語を想像させてワクワクを膨らませます。
カエルくん・アマガエルくん・トカゲくんのちょっとかわった共同生活はなかなか楽しそうです。
彼らの大切な葉っぱを食べて育った美しいチョウを見て、空を飛びたいというカエルくん。すぐに応援するアマガエルくん、慎重に様子を見るトカゲくん。三者三様の姿は子どもたちの眼にどう映ったでしょうか?
大きな声で応援したりアドバイスしたりする子もいました。気持ちと一緒に身体も前のめりになる子もいました。そして、やっとのことでほんのちょっぴり身体を浮かせたカエルくんの姿に大喜びの子どもたちはもちろん、それ以上に嬉しそうに大きな拍手を送るおとなたちの姿がとても印象的でした。
何かをしたいと思うこと・努力すること・応援すること…どれも素晴らしい!そんな気持ちにさせてくれる舞台でした。
(子どもの舞台研究部 うさぶー)
かえるの本もたくさんありました
高知市こども劇場は、会員制で運営しています。例会当番も会員が担っています。
いろんな当番があるので、是非参加してね。