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【小学生以上特別例会】
ルドルフとイッパイアッテナ
(オペラシアターこんにゃく座)

高知市こども劇場では、子どもとおとなが一緒に年4回、生の舞台(演劇・音楽・人形劇など)を楽しみます。定期的・継続的に会員が集って観るので、舞台鑑賞(定)例会と言います。

ルドルフとイッパイアッテナ(オペラシアターこんにゃく座)
2025 年 5月 6日 (火・振替休日) 17:30 開演 17:00 開場

上演時間 1時間 40分 (途中休憩あり)
高知市文化プラザかるぽーと 四国銀行ホール(旧 大ホール)
※ [公益財団法人 高知市文化振興事業団 共同主催]
たくさんの子どもたちと・おとなたちと一緒に楽しみたいと、事業団のご協力を得て特別券を発行します。


♪今回は特別券チケット販売します♪
会員は例会券で鑑賞しますが、販売もしますので是非お誘いください。
全席自由(0歳からチケット料金が必要です。)
おとな 前売り 3,000円 当日 3,500円
こども 前売り 2,000円 当日 2,500円(0歳~高校生まで)
家族で観るのにぴったりの元気になる舞台です♫

【前売り券販売所】
・ローソンチケット (Lコード 64109)
・高知市こども劇場事務所 (八反町 TEL:088-879-7160)
・かるぽーとミュージアムショップ
・高知県立美術館ミュージアムショップ
・高知県立県民文化ホール
・TSUTAYA中万々店

~オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』の誕生!~

こどもたちにオペラを届けたい。こどもたちにオペラを楽しんでもらいたい。50 年を超えるこんにゃく座の活動のなかで、その思いが途絶えたことはありません。こどもたちの心に届く歌、ことば、物語、オペラを、わたしたちは求め続け、作品をつくってきました。
台本作家のいずみ凛さん、作曲家の信長貴富さん、演出家の立山ひろみさんとミーティングをしていると、一匹の黒猫がやってきて、一冊の本を置いていきました。それが「ルドルフとイッパイアッテナ」だったのです。この物語に夢中になったわたしたちは、さっそくオペラづくりに取りかかりました。
いずみさんは猫たちの心の動きを歌のことばにしていきました。
そのオペラ台本を元に、信長さんはキラキラした音で、ユーモラスな場面を、さわやかさと力強さを合わせ持った音で紡いでいきました。
そして出来上がったスコアをもとに、立山さんは、出演者である 4人の歌役者とじっくり向き合い、粘り強く稽古を積み重ね、都会の片隅に生きるネコたちの世界を舞台の上に描き出していきました。
これからを生きるこどもたちに元気と勇気と希望を手渡したい。
オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』に託したこんにゃく座の願いです。

オペラシアターこんにゃく座 代表・音楽監督 萩京子 (初演時パンフレットより抜粋)

オペラシアターこんにゃく座とは

1971年、東京芸術大学声楽科の卒業生により、❝オペラ小劇場こんにゃく座❞は誕生しました。
ブッラ、ブッラ~余分な力を抜き、心も体も柔軟にするこんにゃく体操を基礎訓練として行い、しなやか、かつ力強い歌声と体を作り上げ、オペラを上演しています。そして、そこから「こんにゃく座」の名称がきています。
常に新しい作曲家、演出家、台本作家などのスタッフ、そしてピアニストをはじめとする器楽奏者との出会いを追い求め、ほかでは観ることのできない〈新しい日本オペラ〉を創造し続けています。
音楽と演劇、そのどちらもが平等に結びついてひとつの舞台になることを目指しているこんにゃく座のオペラは、年齢を問わず、幅広い世代が共に楽しめるオペラです。

出演者紹介〈初演時パンフレットより抜粋〉

(タイトルにちなみ○○がイッパイアッテナでひとこと)
小林ゆず子・ルドルフ(黒猫) 2013年入座
「柴犬グッズがイッパイアッテナ」
西田玲子・ブッチー(ぶちねこ) 2005年入座 
「親族がイッパイアッテナ」
北野雄一郎・イッパイアッテナ(トラねこ) 2008年入座
「行ってみたいお店がイッパイアッテナ」
鈴木あかね・デビル(ブルドッグ) 2013年再入座
「和の趣味がイッパイアッテナ」
五味貴秋・ピアノ生演奏

鈴木あかねさん以外は高知市こども劇場では初めましてです。
お会いするのが、とても楽しみです。
鈴木さんは
2001年の「森は生きている」の 10月の精、女王役
2021年の「森は生きている」の 8月の精、女官長、オオカミ役で来高されています。

ℚ,オペラとは?
「セリフが歌になっている劇」
400 年ほど前にヨーロッパで生まれました。数ある芸術の中でも音楽、演劇、舞踏、美術など、全てを網羅した「総合芸術」とされています。
ℚ,オペラは難しくないですか?
こんにゃく座のオペラは、創意工夫に満ちた装置と衣裳、小道具を駆使し、ピアノを中心とした楽器編成にあわせて、歌役者たちは舞台上を縦横無尽に駆け巡りながら、歌い、語り、演じます。全編はっきりした日本語で上演するので、自然にオペラの世界に入っていくことができます。〈初演時パンフレット抜粋〉

ちなみにミュージカルは音楽、歌、ダンス、セリフ(芝居)を結合させた演劇形式とされています。200 年ほど前から発展し、本場はアメリカやイギリスです。

高知市こども劇場とこんにゃく座の出会いは?
いっぱいあってなー!!

創立年が同じというご縁もあり、今まで多くの作品で出会ってきました♪
1980/7 あまんじゃくとうりこひめ・おこんじょうるり
1996/11 オペラ セロ弾きのゴーシュ〈25 周年〉
2001/5 オペラ ロはロボットのロ〈30 周年〉
2001/12 オペラ 森は生きている〈30 周年〉
2003/10 どんぐりと山猫と林からきこえてきた歌
2006/3 注文の多い料理店〈35 周年〉
2007/12 オペラ セロ弾きのゴーシュ
2008/12 オペラ ピノッキオ〈例会 300 作品目〉
2013/3 うたものがだり「よだかの星」
2016/3 オペラ ロはロボットのロ〈45 周年〉
2017/12 オペラ 銀のロバ
2021/12 オペラ 森は生きている〈50 周年〉
2025/5 ルドルフとイッパイアッテナ〈55周年プレ〉

原作児童文学シリーズ作品のご紹介

原作者は 斉藤洋 さん。現在亜細亜大学教授です。
1987 年の刊行以来、累計 100 万部ロングセラーとなり、世代を超えて愛されてきました。
今までにシリーズ作品 5 冊刊行されています。

① ルドルフとイッパイアッテナ(1987年)
② ルドルフともだちひとりだち(1988年)
③ ルドルフといくねこくるねこ(2002年)
④ ルドルフとスノーホワイト(2012年)
⑤ ルドルフとノラねこブッチー(2020年)

2024 年 4月 東京公演観てきたよ~

♪長く子どもたちに愛されている物語「ルドルフとイッパイアッテナ」をこんにゃく座がどのように演じるのか、ワクワクしながら会場に入りました。ロビーには子どもたちが事前に作った猫工作がいっぱい。猫耳やひげをつけて写真をとるコーナーもありました。
それぞれの役の個性がうまく表現されていて、たった 4人で演じているとは思えないほどお話に広がりがあり、猫たちのがんばりと友情に共感しました。

♪舞台上にはカラフルに色付けされた大小の脚立がジャングルジムのように置かれたセットがあり、ワクワクしました。最初から最後までこのセットは組まれたままで物語の情景に上手く溶け込んでいました。
素直で可愛いルドルフがたくましく成長していく姿、仲間を思う気持ち、生き抜く処世術、作戦の立て方、実行する勇気、いろんなものがギュッと詰まってます。
高知の子どもたちにも是非親子で観てもらいたいと思った作品でした。

特定非営利活動法人 高知市こども劇場

高知市八反町2丁目17-6 
TEL:088-879-7160 FAX:088-879-7161
E-Mail:npokgkochi@mc.pikara.ne.jp
開局時間
火曜日~金曜日 10:00~18:00
土曜日     10:00~17:00
(日、月、祝日および例会翌日は閉局)

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