高知市こども劇場では、2017年度「みんなぁ育ち合おう部」という専門部を立ち上げました。
部では「子どもとおとなが豊かに育ち合える地域社会作り」をめざし、コミュニケーションを大切に様々な交流や学習をしていきたいと思っています。活動のキーワードは「つながる」「安心」「育ち合う」です。
今年度は、これまでこども劇場が11年続けてきた『感じるつながるあそびの時間』から引き続き、中市真帆さんを講師に迎えて事業を企画し、《平成29年度高知県安心子育て応援事業費補助金助成》を受けて実施しました。
12月10日(日)10:00~16:45 南部健康福祉センターにて (参加者:8名)
中市真帆さんを講師に「自分を知る」ためのワークショップをおこないました。
*まずはウォーミングアップで人間知恵の輪!
なかなか解けず、何度もやり直し!
最後はスルッと解けて、あ~すっきり!
*次は参加者の(中のひとりの)思い出再現ドラマ
テーマ「冬の思い出」で参加者がそれぞれ思い出を語り、そのうち一人の思い出を
みんなでドラマ仕立てで再現!本人は出演せず、演出(補助)のみ。
小学2年生のじゅんちゃんの思い出を再現しました。
かわいいじゅんちゃん!みんなほっこりしました。
*その次はヒーリングミュージックを聴き、感じたことを身体で表現。
まずそれぞれに身体で表現。次に月と太陽の2グループに分かれて最後に全員で表現
「集中して、方向が定まれば、自然と動ける」
同じ音楽を聴いても、それぞれみんな違う感じ方をしていたけれど、話し合ったり、
動いたりしているうちに、最後はみんなでひとつの作品が出来上がりました!
*最後は『こころのなかのビルのお話』という詩を群読。
聴いて感じ合いながら自分の役割を探して表現しました。
「おとなはいろんな知恵がついて、疲れないように80%の力しか出さない。
子どもは遊び呆けて100%の力を出してへとへとになって学んでいく」
そこで、集中を振り切って、180%の力を出し切って読む!
参加者の中には、読んだ後眠くなったという人もいました。
真帆さんから聞くお話や遊びのなかには、いろいろなテーマが散りばめられていて、
たくさんの学びがありました。
そして、みんなと語ったり、体験したり、時間を共有することで、
新たに絆が固くなった気がします。
今回の学びを今後の活動に有効に繋げていきたいなと思いました。